photo works 京都大丸ちくちく展パンフレット用写真

いつも成人式・七五三写真でお世話になっているニーナさんのお知り合いの刺繍作家ちくちくさん。
披露宴のときはパーティーのプロデュースもしていただき、その節は大変お世話になりました。
そんな彼女の京都大丸で開かれた作品展のフライヤーとチラシをKさんが依頼をうけ、素材となる作品の写真を撮りに行きました。

壁画からパーティーのプロデュースまで、さまざまなアートを手がけているちくちくさんですが、本来の彼女のあり方はあくまで刺繍作家、と言うことでちくちくさん本人が自分で思う代表的な作品は今回の作品展のメインテーマだった日傘と日本刺繍の帯。と言うわけでこの帯を相手に2時間近く格闘したわけですが。
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 花を散らしたり、、、
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 生の花と合わせてみたり、、、
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 ガラス越しにとって見たり、、、(この辺り、かなり煮詰まってますね、、、)

うーん、何か違うんだ。もっと、こう、作品が布から抜け出して動き出すような躍動感が欲しいんだ。
と言うわけでわざとぶらしてみたり、、、
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うーん、いまいち?
そうこうしているうちに帯をまっすぐ平面にして取るのではなく、カーブさせてみるのはどうだろうと思い立ち、撮ってみたのがこれ。
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うん、なんか、躍動感出たんじゃない?
心なしか、こうすると、触角の辺りとか立体っぽくない?
いいかも?

と言うわけで、フライヤーにはこれ+花をぼかしたKさんの写真が採用されたのでした。ちぇっ。
まあ、帯をカーブさせてみると言う知恵はYuuからと言うことで。

もう一つのメイン、日傘もKさん撮影の分が採用。これはYuuの撮ったボツ分です。
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一応傘と言うことで、しずくをイメージしてみたのですが。

一方、Yuuの写真が採用されたのはチラシの商品案内のパーティーバッグ3種の写真でした。
採用されたのはこちらの写真。周りの小物のレイアウトとかいろいろ変えて撮ってみたうちの一枚です。
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ほかにも作品ごとのイメージでそれぞれ装飾を変えて撮ってみたり。
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こちらは日傘と装飾を統一してみました。
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ちくちくさん本人にモデルになってもらって野外ロケも行いました。
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思いっきり影が入ってますが、、、日傘だから日差しが似合うと思うのです。
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ガーデンパーティーでも夜会でも。日本刺繍のストールとバッグのセット。

こんなステキな作品を生み出しているちくちくさんの作品にご興味をもった方、是非彼女のブログHP、もしくは薬師寺近くのアトリエを訪れてみてくださいね。

ちくちくさんからは報酬にステキな刺繍のバッグをいただきました。ありがとうございましたv
着付け習っているので着物でお出かけの際には是非使わせていただきます。
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# by weekend_u | 2011-06-16 21:45 | photo works

concrete hometown リバーサイド②

画像のup枚数を超えたので分けてます。前の記事の続きです。

昨年2010年は一応帰省はしたのですが、祖母の遺品整理などの用事で散歩に出る機会がなかったようでこの街は訪れていませんでした。
そして今年2011年。
訪れてみてまたびっくり。
街の入り口にバリケードが。
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しかしよくよく見ればそフェンスの横に人が通り抜けられるだけの隙間があります。
しかもその向こうではおっちゃんが犬連れて散歩していたりと、のどかな光景が繰り広げられています。
あーびっくりしたー;補償問題が決裂して強行封鎖でもされたのかとか、思わず想像してしまいましたよ。

もう一方の国道176号線からの街の入り口の方は道がきれいに整備されていました。
176号線の下には地元では結構有名なハイキングコースになっている国鉄時代の廃線があるので降りてくるハイカーが結構います。
その様子がまるで廃墟に天からの使いが降りてくるといった、まるで聖書の一節の様な光景を思い起こさせます。
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もう数年立っていることもあり、更地は植物が覆い始めていました。
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世界が滅びた後はこうやって再生していくものなのかもしれません。
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# by weekend_u | 2011-06-12 10:09 | concrete hometown

concrete hometown リバーサイド①

西宮市塩瀬町木之元。40年位前に新興住宅地として拓かれた集落で武庫川に面していることから通称リバーサイド住宅と呼ばれていた地区です。
Yuuの実家のある街の隣町で同じ公立中学校区の街でもあり、ちょっと上がったところにある歯医者さんや西宮名塩駅前の市役所支所まで歩いて行く道筋で子供の頃からなじみのあった地区でもありました。

Yuuが異変に気付いたのは2007年の夏のこと。
少し上がったところにあるお寺まで散歩に行こうと通りかかって街ごと更地になっているのを見て度肝を抜かれたのでした。
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土地の入り口や残った家の周りにはフェンスが。
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こ、これは一体、、、?

後で聞いたところによると2004年10月の台風23号で町全体が床上浸水し、死者こそ出なかったものの以前も床上浸水した地域ということで、全戸移転ということになったのだそうです。
そのときまで気付かなかったのは年に数回しか帰らない日々を過ごしていたのとその台風で実家の街から西宮名塩方面につながる橋(水道橋で歩行者のみ通行が黙認されている。正規の道は176号線をたどっていくため、歩くのは相当危ない)が流されてしまい、徒歩で通過することがめっきりなくなっていたから。
それにしても、いや、びっくりしました。
戦争や地震以外で、町が一つなくなるのを目の当たりにしてしまったんだから。
そして、今は離れているとはいえ同じ街の住人で写真をやっているものとしては、これは記録しておかずにはいられないものでした。
というわけで、帰省のたびにYuuのこの街の記録が始まったのでした。
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初めて撮影した2007年。
補償問題が残っているのか何軒か家がかたまっている区画がありました。でもその隣にもユンボやショベルカーが待機している状態でした。
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2008年~2009年
家の数が目に見えて減っています。
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区画でたった一軒の残っている家。背後の住宅地は隣町のYuuの実家のある街です。
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2007年にはかたまって残っていた区画も手前の家はもう取り壊されてしまいました。
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上の写真を4枚前の写真と見比べてみると手前の家がなくなっているのがわかります。更地の間に通る道路に残るマンホールとごみ出し用ネットがわずかな人の気配をかんじさせます。
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更地に残る瓦礫。
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残されたブロックや鉄骨が以前は建物が建っていた土地だと言う名残をとどめています。
ちなみに、写真のいくつかに写っている巨大な橋脚は中国縦貫道です。高速道路の高い高架のすぐ足もとに家が並び、町ができているというシチュエーションもなかなか珍しい光景だったのですが、それを目の当たりにすることももうできません。
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# by weekend_u | 2011-06-12 09:53 | concrete hometown