photo works 遅かりしですが・劇団 舞台処女(まちかどおとめ)公演『白雪姫』

更新が滞っていた依頼撮影のアップロード、今回は11月8日・9日に行われた劇団 舞台処女(まちかどおとめ)の公演です。
演目は、おそらく知らない人はいないグリム童話『白雪姫』。
劇団の演出家・断寝俊太郎さんの手により、再構成された白雪姫、ストーリーは原作に忠実な展開であるにもかかわらずフィナーレで原作と全く異なる展開となりました。
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この方が断寝俊太郎さんです。コスチュームはけしてこれが趣味というわけではなく役者と兼任しているため、ご了承ください。

まずはストーリー順に並べた写真でもってお楽しみください。
ストーリーは中盤までは原作に忠実に進行していきます。
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わがまま娘の白雪姫、将来の夢は王子様への玉の輿!
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でも勉強は大嫌い;
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召使には暴虐武人なわがまま娘です;
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そんな娘の招待を見ずに溺愛する父王、できる女だがそれゆえに夫には恐れられ、娘には疎まれるお后といった家族関係が語られます。
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お后だって、幸せになりたいのです。夫には愛されたいし、美しくもありたい。
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でも自分よりできる女を疎む王は母親をうるさがる娘を操って彼女を魔女呼ばわりします。
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お后は嫉妬まじりではあるものの、娘を父親の悪意ある愛から引き離そうと言う一縷の望みをかけて、森へと追放します。
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森に捨てられた白雪姫は森の中の強制労働従事者・七人の小人と遭遇。
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相変わらずの暴虐さで小人たちを従えます。
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魔女からの贈り物の届くシーンでは他のグリムキャラも友情(!?)出演、どれが何のキャラかはご想像にお任せします(笑)
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わなにことごとく引っかかる白雪姫。それは、彼女が8歳のお子ちゃまだから(苦笑)。
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そしてことごとくジャンプの漫画キャラのように復活するのは原作通り。
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毒林檎は8分の1であたってしまいます(っていうか、のどに詰まらせただけ!?)。
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助けたのは王国征服をたくらむ隣国の王子(を装ったロリコン父王)。白雪姫は王子と七人の小人とともに魔女討伐に向かいます。
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しかし魔女の処刑目前にして宮廷の使用人たちによって王子(王)の陰謀は阻止されます。
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我に帰った白雪姫。
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父にだまされ、王子様は消え、母親まで手にかけようとしたことから姫を救ったのは母からの贈り物。
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一枚の金貨=それは始めて姫が使える自由。
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それは姫を一人前の娘と認めた后の思いなのでした。
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母娘は和解し、そして物語はハッピーエンドへ。
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王子の登場から、白雪姫の改心の当たりは急展開過ぎてややこしいころもあったりしたのですが、これはまさに現代版。淡々とした進行の中にこんなメッセージを感じたのはYuuだけでしょうか?

グリムほど女性に対しさげすんだ思想を持った時代ではなく、ディズニーほど女子供に幻想を抱いた時代でもない。キャリアウーマンな妻とコギャルな娘に挟まれておろおろする男親、そういった父性の薄れた現代で白雪姫がハッピーエンドを迎えるならば、、、?
それは魔女(女)の死(征服)という男の欲望ではなく、王子様との結婚という娘の夢でもなく、しょうもない観念を押し付ける親(父親)からの脱却、もしくは親子(母娘)の和解といったモノなのではないでしょうか。

とどのつまり、どんな時代でも男性諸君は男として親としてそれなりの父性を、女性の皆さんは強くなっても愛嬌を忘れてはいけないとそういうことではないのですかね、ということです。

わがまま娘にちゃらちゃら踊らされてるようじゃ、まだまだおいどが青おすな(何故に公家言葉;)。ということで。

こころめされい。
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by weekend_u | 2008-12-27 08:17 | photo works
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