photo diary 背割堤

今年の桜の締めは背割堤でした。
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背割堤とは、桂川・宇治川・木津川という3つの川が合流し、淀川となる三川合流地点で京都市の南隣・八幡市にあります。約1.5キロの土手の上を200本近い桜が並ぶという場所で遠景はさすがに壮観。
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200本でこれなら吉野の千本桜なんてどうなるんだ。でもきっと一生見に行けないと思うけど。混むから。

しかし、桜はそろそろ見頃過ぎ。しかしそれならばそれで撮りようがあります。今回は機材別に撮り方をYuu的背割のちょっといっちゃった桜の撮り方をご紹介です。
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まず本日の機材、メインはα7デジタルとシグマ24ミリf1・8。
どんなにおんぼろな桜でも見事なボケでごまかしてくれる優れものです。
本当は桜と菜の花というシチュエーションを撮りたかったのですが、今年菜の花はほとんど土手になく(年によっては菜の花の土手に桜が降り注ぐという絶景が拝めますTT)土手から少し離れた平地に咲く黄色い花で代用。
このレンズ、最短焦点距離も異様に短いマクロ広角。最短距離に被写体をおくとほらもう満開なんだかおんぼろなんだかわかりません。
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さらにこのレンズ、絞り込んで強い光源を正面に入れると見事な光条とゴーストを出します。
但し、ファインダーの見た目ではその具合があまりわからないのがつらいところ。明るさを変えて、何枚かとっておきます。
結構アンダーなヤツがベストショットだったのですが画像処理で出来るだけ引っ張りあげて、こんな感じ。

ちなみに、他に持ってきていたコンパクトデジタルでも同じような光入り写真を撮っています。
それを見ながらYuuの機材と撮り方を紹介していきましょう。

ちなみに、光入り写真ではYuuの一番お気に入り機材は今回紹介していないのですがフジフィルムのファインピクスシリーズだったりします。あの機種は光条の出方(きれいな*型になります)といいゴーストの色、形といい、完璧です。光に向ければ簡単に出ますし(逆に言えば逆光にえら弱いカメラ、ということで玄人好みではないかもしれません)。まあ、その写真はこのブログでも数多く載せてるのでまた機会があれば見てやってください。

まずこちらはリコーGRDⅡで撮ったもの。
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GRDは高級デジタルコンパクトに入る機種のはずなのに個体差が激しく、Yuuの使ってるやつは強い光でかなり派手なゴーストが入ります。(ちなみにKさんのGRDはも少し地味だとのことです)。
ただし、光条は絞り込んでもあまり期待できません(実はゴーストもよほど強い光でなければ出ません。まあそこが高級デジタルコンパクトたるところでしょう)。しかもYuuのGRDⅡ、こないだCCDに埃がついてしまい、f7.2くらいまで絞り込むと青空にしみが出る状況に(TT)あまりにも小さい埃なのでそれだけで修理出すのもあほらしく、現在他に不具合が出るまで待ち状態です。そのうち取れるやも知れませんが。
ちなみにGRDⅡの場合、ゴーストは絞りを開いている方が派手に出るのでそれほど不便は感じていません。
逆に絞り込むと光の点が小さく、並びが規則正しくなりますのでYuu的には多少ランダムさが残る程度に絞りを調整後、出来るときは構図の角度も変えて規則正しさを崩して撮ります。明るさは露出補正で行いますがあまり暗くするとまたゴーストが規則正しくなってくるのでハイキー基本です。今回はややアンダーめですが。
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また、GRDⅡの最大のいいところは寄れるマクロといい具合にぼける背景です。散りかけた桜の場合、どうしてもいっちゃった花が画面に入ってしまうのですがそれをごまかすにはマクロで形のいい花を狙うのがまあ基本ですよね。
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でもこの時期、散った花びらに焦点を当てるのもまた一興。こういう寄る撮影はホントGRDⅡは操作も簡単で重宝です。

そしてこちらはエクシリムV7。絞りのひし形がゴーストに出てきます。
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この形のゴーストは使いようによってはコミック的なキラーン感を出せて重宝したりもするのですが、ネイチャー的被写体にはちょっと違和感ですね。光条も地味に×型なので手持ちにいいゴーストカメラがないときはしぶしぶ使うという感じ。
そしてV7の一番の特徴は基本8倍、800万画素を落として使えば画素補完してさらに伸びるズームでしょう。Yuuは通常500万画素に落として約10倍ズームにして使っています。
桜で望遠は案外重宝です。何に使うのか?、、、花吹雪の撮影です。
まずは土手の下、桜を見上げる位置を陣取りましょう。土手は桜と地面の間に高低差をつくってくれる上、濃い緑色なので桜吹雪の背景(なるべく濃い色で花びらを目立たせます)にはぴったりです。
並木に向かって、やや斜めにカメラを構えます。そうすることによって正面よりも数多い本数の木が入るため、桜の花びらの密度も濃くなります。さらに望遠レンズの圧縮効果が花びらの密度を高めてくれるって寸法です。後は風が吹くのを待ちます。
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これだけではさびしいので人物を入れてみましょう。
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桜吹雪を見上げる乙女、、、のつもりですが実はお○ちゃんです。写メをしようとケータイをかざして顔が隠れたところをパチリ、これで夢見る乙女の完成です(スーパーの袋持ってるのは大目に見てください)。肖像権も怖くありません。
それにしてもこの人、Yuuたちが堤を横切るまでのゆうに1時間近く、写メを取り巻くっていました。どんだけメモリーがあるんだ、彼女の携帯は;
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そして王道、桜吹雪にカップル。
このとき若い二人ではシチュエーション的にあまりにもドラマチックになりすぎます。
韓流ドラマか、と突っ込みたくなるような二人の運命の荒波が想像されてしまい、メインの桜吹雪がかすんでしまいます。ここは程よくこなれた、もしくはこのご時勢、熟年離婚もすでに覚悟の上であろうどっしり構えた熟年カップルでこの場を冷静に演出してもらいます。

しかし、色の派手さは今回手持ちの機材ではピカイチなのです。夕焼けの色もまったく色補正せずともこの通り(コントラストだけ少し調整しています)。色がにごるのを覚悟でもっとどアンダーにすればなつかしの特捜最前線(Yuuが小学校ぐらいのとき、学校から帰ってくるとおばあちゃんが見てたなあ、、、年がばれるなあ、、、)のエンディングのような丸い夕日が拝めます。
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夕焼け小焼けで日が暮れて、今日もたくさん撮りました。
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by weekend_u | 2009-04-18 07:24 | photo diary
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