<   2009年 05月 ( 1 )   > この月の画像一覧

photo diary 鴨川・菜の花

連休も間近となった今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
Yuuは相変わらずわけのわからん介護保険制度と上司と患者さんとにもまれてへたれつつも何とかやっていってますですよ。
今月末もややこしい法改正やら周囲の横槍やら(集計始めようとすると別の用件言いつけられるんですよね、これってパワハラ!?)でただでさえはじめるのが遅くなった月末の集計がなかなか合わずに徹底的に原因追求してきました。合わない原因がわかった瞬間は、まさに気分は江戸川コナンか金田一一。思わず「謎は全て解けた!」だの「じっちゃんの名にかけて!」だの一人でつぶやいていたYuuです。壊れてますよね。そりゃこわれるっつーの。退勤時間が20時30分超えてるんだっつーの!!(基本17時終業です)勿論サービス残業です。私の時間をかえしてください。
無論、帰り道はとっぷり暮れています。もうすぐ初夏だというのに、日常でお日様が見れないなんてなんか生き方間違っています。
もし別のとこで暮せるなら絶対高緯度地域に住んで白夜を体験するさ。どれだけ仕事遅くなっても写真が撮れるさわーい♪(てゆーか、さっさと仕事を終えれば済む話だろうが)。

まあ、そんなわけで、日ごろの鬱憤を休日に写真を撮りまくることでストレス解消しているわけなのですが、用事だのが入ってあまり思ったように写真を撮る時間がないとたちまち欲求不満になるわけです。
先日も知人のバンドのライブ撮影をたのまれたのですが、ただでさえ暗いライブハウスでの撮影はブレとの戦いで余計にストレスがたまってしまい、ましてやまだ明るい時間帯なのにどこか散歩撮りに行くこともできず不完全燃焼のまま京都に帰ってきたわけで。
このままじゃ一週間もたなそうなのでちょうど花盛りだった鴨川の菜の花を夕暮れ時でしたが撮っていくことにしました。

日暮れ時の太陽はあっという間に沈んでしまいます。完全に暗くなるまでの1時間あまりが勝負のしどころ。まずは明るいうちに望遠を駆使して圧縮効果で川面いっぱいの菜の花を表現してみます。
d0090874_1341423.jpg

実は今年、菜の花はなかなか咲きそろわなかったのですがコンパクトでは一般的な3倍程度のズームでもこの通り。
d0090874_1345670.jpg

水の写りこみと花の対比は川べりネイチャー写真の基本ですが。
d0090874_1355272.jpg

d0090874_1365210.jpg

コンクリートの護岸、堰堤など無骨な土木建造物は一般的な花写真には嫌われ者ですが使いようによっては一線を画すための重要な小道具になります。てユーか、Yuuの場合、土木萌えなんでむしろ大歓迎です。
d0090874_1393388.jpg

d0090874_144327.jpg

勿論、鴨川名物の川原でまったり過ごす京都人たちもしっかり押さえておきましょう。

さて、日も暮れてきました。この時間を逃さずド逆光での夕景撮影に挑戦です。
まずはファインピクスで夕日とともに菜の花に寄って撮影。絞り込んで撮るときれいな*型の光条と六角形のゴーストが現れるのですが、空が明るかったので形全体は写らず。その代わり光条の下に散歩しているおばちゃんをアクセントに入れています。
d0090874_1413235.jpg

ちなみのこの写真、撮影時は下の方に白い光の点が写ってました。これもゴーストの一種なのですが目立ちすぎてかえって絵の雰囲気を壊してしまうのでトリミングでカットしています。ゴーストにもよしあしがあるのです。悪霊には退散してもらいましょ。
d0090874_1424144.jpg

同じ状況でGRDⅡで撮影。ゴーストの光の玉があまりにはっきりと写るので好みじゃなかったのですが絞りや露出補正、測光の仕方で調節が効くので最近こいつのゴーストがいとしくなってきたYuuです。ちなみにGRDⅡ、ゴーストが写る条件の場合は撮影時液晶画面が強い光に対応しきれず緑色の単色映像になります。思わず画面が壊れたかとびびりますが臆せずシャッターをきってみてください。何か新しい発見があるやもです。

とかやっている間にとっぷり日は暮れてしまいました。
普通の写真散歩好きならこの時点で撮影をあきらめて家に帰るところですが、まだまだ撮影を続けます。だって目の前には一面の菜の花、この咲きっぷりではおそらく来週には花は散って種になってしまっていることでしょう。チャンスは今週今日しかないわけです。
自然光がないならフラッシュを使えばいい、というわけで。
d0090874_1434587.jpg

彗星のような飛行機雲を入れ、数枚、ブレが目立たない画像が出来るまで撮り続けました。勿論画像処理で明るくして花を浮き出しています。
d0090874_1454127.jpg

カメラの液晶画面では気付かなかったのですが少し白飛びしています;
フラッシュは手前側の白とびを押さえるため弱めに使います。GRDⅡならばフラッシュ調光機能が付いていますが普通のデジカメでも露出補正である程度は調節可能。当然暗めの写りになってしまいますが後は画像処理のトーンカーブで何とかしてください。但し、菜の花のようなこまかい被写体が一面に写っている写真はむやみに画像処理すると格子模様のようなモアレが出るのでほどほどに。特にトーンカーブで明るくしたり、シャープネスをかけるとてきめん目だってきます。のでシャープな写真はこの際あきらめて春らしいぼんやりした雰囲気を目指すのが無難です。
d0090874_1472642.jpg

また、フラッシュを使うと被写体の立体感がなくなってしまうということで使われない方も多いかと思います。それも一興と思いながらやってみてください。大体自分で菜の花をスケッチしたらこの写真よりももっと立体感を再現させるのは難しいことも確実です。自分に出来ない事をモノのせいにするのは止めましょう。
d0090874_1483963.jpg

菜の花だけでなく、遅咲きの八重桜が満開だったのでこれもフラッシュでゲット。桜の花びらは光を反射させる作用があるので弱いフラッシュでもきれいに写ります。また菜の花よりも画像をいじっても崩れにくいのでトーンカーブで明るさをかなり引っ張り上げても大丈夫。暗くなっていましたがまるで日中のような写真になりました。隅っこにはこれまた鴨川名物・カップルを入れてアクセントにします。
d0090874_150773.jpg

さて、いよいよ暗くなってきたのでぼちぼち引き上げます。最後に橋の上から菜の花色の川を撮りました。

それにしても、日が暮れてもここまで粘る写真家もそうあまりいないことでしょう。
思うのですが、特にマニア系になるにつれ、三脚とか、大口径レンズとか、今日は適当な機材がないから、と撮影をあきらめてしまう人が多いんじゃないかと思います。
いまや携帯電話にも必ずカメラが付いているという今日、気になった被写体があるのなら、たとえどんなカメラでも技術を駆使してそれなりに撮っておく、というのが真の写真家魂というものなのではないでしょうかね。

と、言うわけで、よくがんばった、自分。

というか、よくやるよ、自分(苦笑)。
[PR]
by weekend_u | 2009-05-01 01:51