<   2009年 07月 ( 3 )   > この月の画像一覧

Go west2008 そして、江田島に、渡った~(しつこい)

悶々とした大和ミュージアムはさておいて、江田島へのフェリー乗り場に早足で向かいます。
d0090874_20591831.jpg

14時台の舟を逃したら海上自衛隊の学校見学が出来ないのでさくさく移動。
音戸の瀬戸経由で橋がつながっているとはいえ、渡船は島民の日常の足、というわけで待合室は部活帰りの学生さんが案外多かったです。
d0090874_2103780.jpg

改装しているとはいえ団体客には狭すぎ、個人客には広すぎる微妙な面積のソファコーナーのつくりは一昔前の短距離フェリーそのもの。
d0090874_212612.jpg

約20分の船旅。
d0090874_2174813.jpg

乗船場からも見えた双子のようなタンカーや。
d0090874_2135535.jpg

灯台だけの小さな島やら
d0090874_2155046.jpg

秘密工場?地下施設のようなものがあるなにやら怪しい島やらを通過して
d0090874_217361.jpg

14時42分、江田島・小用港に到着。
d0090874_2184670.jpg

島の代表的存在にして貴重な観光資源でもある第一術科学校・幹部候補生学校へのバスはフェリーにうまく接続されているのですが到着は最終見学時間の15時ぎりぎりでした。
d0090874_22323416.jpg

5分前行動が常の自衛隊、これは学生だったら怒鳴られるところですね。
見学バッジをもらい集合場所の参考館へ。
d0090874_21101297.jpg

ここは面会者・見学者用窓口、レク施設、売店のような福利厚生施設の役割を担っています。傍らに並ぶ自転車はここで暮す自衛官たちの愛車のようです。ちなみに、自衛隊内はどの基地でも広いせいか自転車移動が多いらしく以前ブルーインパルスを見に行った小松基地にも自転車はたくさんありました。私物ではないらしく大抵使用者の役職名が書いてあって指令官用自転車とかもあったりします。でもママチャリなんですが。
d0090874_21133930.jpg

校内は案内係のおじさん自衛官について回ります。おじさんも自衛官の端くれなんでとても詳しく説明してくれます。ちなみに、この時の時点でもうすぐ定年といっておられたのでもう無事定年されたと思うので言ってしまいますが、ちょっとセクハラ言動入ってました。ぶっちゃけてしまいましたが今もお元気にお過ごしでしょうか、おじさん。
さて、見学とはいえ、本物の自衛隊の施設ということで見せてもらえるのはほんの一部です。
d0090874_21155436.jpg

レンガ造りの校舎は外観のみ。
ちなみにこの校舎は東京駅など(もう一つは忘れた;)と並んで日本3大レンガ建築の筆頭に上げられています。このレンガ、英国産の超高級レンガだそうで明治時代のものとは思えない滑らかな表面をしています。
d0090874_21165698.jpg

屋根や窓枠も雨風でレンガが傷まないように細心の設計がなされているとのこと。
d0090874_2118175.jpg

校舎裏手の廊下。普通廊下は走ると怒られるものですがここではきびきび早歩きしないと怒られるとのこと。外には行進で歩く練習のための線を引いた道もありました。結構大またでした。
d0090874_21185425.jpg

正面玄関には碇に桜の海上自衛隊のマークが燦然と輝きます。今は金箔張りの紋章ですが、旧海軍兵学校時代は純金製の菊の御紋だったそうで終戦時に進駐軍に接収されるのを恐れ近くの海中に沈められていまだ見つかっていないとか。
d0090874_2121365.jpg

d0090874_21201941.jpg

校舎の周りに植えられているのは海辺に多いクロマツです。盆栽や水墨画にもあるようにうねった枝振りの多いクロマツがこんなにまっすぐ伸びるのも江田島の不思議の一つだそうで。案内のおじさん曰く「毎日自衛官の『気をつけぃ!!』を聞いてるとクロマツものびるんじゃ(笑)」とのこと。
そのときはふーん、まあサボテンも話しかけたら大きくなったり花が咲いたという研究発表があったしねえ、と思った素直なYuuでしたが。
おじさん。こないだ気がついたけど京都御所の松も結構まっすぐでしたわ;
だまされた!?

校舎の裏手には特攻潜水艦・回天の野外展示が。
d0090874_21232133.jpg

艦体を輪切りにして中が見えるように作ってあるのもありました。
d0090874_21241014.jpg

自衛隊施設で特攻関係の資料展示なんて何を戦争賛美してるんだと言われそうですが自衛隊員だって好きで命の取り合いに行くわけではないわけで。頭ごなしに戦争反対を叫ぶのではなく平和を守るためにはどうすればいいのかを感じて欲しいということでの展示だそうです。

校舎の正面はグラウンドです。
d0090874_21252363.jpg
d0090874_2126221.jpg

そしてその向こうは海。
訓練用のカッター。
d0090874_21402118.jpg

ドラゴンボートのように団体でこぐ手漕ぎ舟ですが船底が深いので安定はするけど水の抵抗が大きくてこぎにくそうです。実際、訓練では力をこめるのでお尻の皮が剥けるそうです。ああ、ドラゴンボートも記事作らなきゃ、、、検索してきてくれてる皆さんすいませんすいません(焦)
d0090874_21422298.jpg

海に面したこの桟橋が実はこの学校の正門。この学校の卒業生はここから舟で各基地に出発するそうです。
d0090874_21431896.jpg

砲台は卒業式に祝砲で実際に使うのだとか。

建物の中まで入れてもらえるのは講堂のみでした。が、この講堂がすごかった。
外観。大理石造りです。
d0090874_21443130.jpg

中。
d0090874_21454047.jpg

外からの光がきれいでした。
d0090874_22114372.jpg
d0090874_22123763.jpg
d0090874_22131928.jpg
d0090874_22181574.jpg

天井からはシャンデリア。
d0090874_2159089.jpg

d0090874_21595778.jpg

舞踏会でもする気ですか!?な雰囲気です。
d0090874_22233341.jpg

式では優等生のみが踏むことを許される赤じゅうたん。学力成就のご利益?がある?かも?とのことで子供たちが乗って記念撮影をしてましたが。Yuuはもう関係ないしなあ、、、(遠い目)。

踏めば嫁にいける赤じゅうたんはないものか(爆)。
d0090874_2225955.jpg

そう、あわよくば細マッチョ!!な海自のお兄さんゲッチュ!!とか考えていたのに土日は休校日とのことで出会いは全くなく見学は終了したのでした。ちっ。

終了後は参考館に戻り、解散となりました。ちなみに、参考館の売店はここに在籍するかごの鳥状態の自衛官や学生のために制服から帰省時のお土産までそろえることが出来るようになってます。特におみやげは呉市街のみやげ物屋で買うより安いというスグレモノ。Yuuも職場へのお土産のもみじサブレと二食分入りでオトク!!な兵学校カレーをここで買ったのでした。
d0090874_22294617.jpg

帰りのフェリーからは灰色の自衛隊艦が立ち並ぶ自衛隊の港が見えました。この後立寄る予定のアレイからすこじまもあの辺りかなとか思いつつ呉に戻ります。
[PR]
by weekend_u | 2009-07-31 20:56 | go west 2008

Go west2008 お次は、大和に、出会った~(毒吐き注意;)

さて次に入ったのは鉄のくじらと双璧をなす呉のミュージアム施設・大和ミュージアムです。建物は鉄のくじら館の道路向かい、駐車場からは鉄のくじらが車の海に浮かんで見えます。
d0090874_16375743.jpg

ここのメインは映画『男たちの大和』に使われた1/10の模型。
大和から引き上げられた資料を展示しているエリアを抜けるといよいよ大和の模型とご対面です。
d0090874_16484659.jpg

1/10でもこの大きさ。
d0090874_1620665.jpg

d0090874_1639444.jpg

広角でもほぼ正面もしくは後ろからでないと全体が入らず、そうすると今度は角度が浅いためどれだけ長さがあるんだかわからない、、、
d0090874_16404570.jpg

隣の展示室にはゼロ戦やら特攻用の潜水艦といった第2次大戦末期の兵器が間近に見られる距離で展示されていました。
d0090874_16425739.jpg

d0090874_16433921.jpg

d0090874_16442532.jpg

他にも旧海軍時代の艦艇の模型やら。
d0090874_1645433.jpg

お子様にも楽しめる舟がテーマの娯楽室なんかが館内にはあったのですが。
d0090874_1626534.jpg

この日はこの後江田島に渡ることになっていたのでほとんどスルーしてしまったYuuなのでした、、、

入場料500円かかるのに、もったいない、、、
てゆーか、ぶっちゃけ、金返せ?みたいな?

というのは、このミュージアム、純粋に楽しむにはちょっと難しいつくりなのですね。
メインは映画の模型なのですが後付けで沈没した大和からの引き上げ資料の展示と大和沈没による戦没者慰霊の意味も兼ねられたとのことでエンターティメント性と戦争に対する問題提示とがチャンプルーになってしまっているのです。なので見るほうとしては映画の撮影技術や模型の精巧さに感動すりゃいいのか、資料で旧海軍の技術にうなればいいのか、はたまた戦没者を追悼し、反戦の思いを強めればいいのか、どないせえっちゅうねん、と思ってしまうわけです。
ましてや表向きのミュージアムのうたい文句は映画の模型が見れる!!なんだから見に来るお客は身内に大和に乗っていたという人でもない限り元々追悼の念をもってる人は少ないわけで、そんな人たちに戦没者の名簿やら手紙やら見せても何の感動も問題意識も与えられずスルーされてる感じ。
とどめにお土産はあっけらかんと大和グッズだし、、、

煮え切らない思いで外に出るとエントランスは豪華な総レンガ造りでした。
d0090874_16461049.jpg

実物大の艦砲や碇が飾られ、それを囲う囲いは館内に展示されている大和の模型と同じ面積という凝りっぷりです。

ほんと金かけてんな。

豪華な施設で、戦没者の方々を祀れば浮かばれると誰か思ったのでしょうか。
しかし、資料室にさらし者状態で(かろうじて遺族の意向とやらで戦没者名簿等個人情報資料展示の撮影は禁止される配慮がなされていましたが)来場者にスルーされ続ける現状は戦没者の皆さんにも来場者のわれわれにも失礼なんじゃないですかね。
慰霊目的なら慰霊目的で、簡素でいいからもう一つ資料館を建てればよかったと思います。まあ、入場者は呼べないかもですが、元々慰霊とは強引に人を呼んで収益を上げてやるというもんじゃないでしょう。それに目的がはっきりしていれば、見る人も節度を守って見る覚悟が出来るってものでしょうが。

失礼、最近体調が悪いせいもあり、一年も前の旅の思い出にも関わらず毒吐きモードですが。
江田島編はもすこし明るくいきたいと思います。
見たとこが見たとこだけにオタク色は抜けませんが。
てゆーか、決してYuu、自衛隊オタクとかではないはずなのですが。
[PR]
by weekend_u | 2009-07-25 16:40 | go west 2008

Go west2008 鉄のくじらに、出会った~(やっとだよ;)

2009年夏本番だというのに話題は昨年夏休みの一人旅、瀬戸内の鉄のくじらとうさぎに逢いたくて~夏 の記録ですが。
せめて今年の夏休みが始まるまでに終わらせられるようがんばりつつもいよいよ旅のハイライトの一つ、鉄のくじらに会いに行きます。

呉到着後、駅前のデパートのイートインコーナーのオムライスで昼食を済ませます。実は鉄のくじら館はデパートの裏すぐ。駐車場からすでに艦が見られるというあけっぴろげっぷります。
d0090874_23215860.jpg

何より魅力的なのは
d0090874_23231647.jpg

ということ。自衛隊(国)の施設なので見学料金を取っていないんですね。
展示は館内の資料と潜水艦内部の大きく二つに分かれます。
まずは資料館の展示から。
d0090874_23243331.jpg

メインは現在海上自衛隊の潜水艦の主な活躍の場・機雷撤去について。
展示は模型だけでなく、実際に現場で使われている潜水服や機雷、ミサイルなんかも展示されており迫力です。
d0090874_23263662.jpg

d0090874_2332248.jpg

d0090874_23313030.jpg

d0090874_2330125.jpg

展示方法がまたすごい。天井から資料をぶら下げ、背景の装飾や光の具合で海中のイメージを作ることで実際に機雷やその撤去のための機材が海中でどのように存在しているのかをリアルに再現しています。
d0090874_23333632.jpg
d0090874_2334365.jpg

d0090874_23363944.jpg

サンダーバードなんかに出てきそうな小さなボートを発見。
d0090874_23373171.jpg

機雷がたくさんあるところで撤去(爆破)の準備作業するための舟だそうです。

機雷を爆破する際の爆薬を固定するのに使う浮き。なぜかかわいい塗装でコドモに大人気。
d0090874_23382684.jpg

中にはこんなアメコミテイストのモノも。
d0090874_2339406.jpg

しかし爆破処理後は哀れこんな姿になってしまうのでした;
d0090874_23402076.jpg

他にも潜水艦で外の状況を察知するためのソナー音の聞き分け体験や潜水艦の食事内容なんかの展示もありました。潜水艦の食事は一日四回で金曜日はやっぱりカレーだそうです。

もう一つ面白かったのは個人から寄付された世界各国の潜水艦隊の記章。潜水艦隊は各国海軍でもエリート集団、というわけでみんななかなか凝ったデザインです。
d0090874_23443713.jpg

大抵潜水艦自体か鯨がデザインされているとのこと。ですが、、、
d0090874_23455196.jpg

鯨というよりは、イルカっぽい。しかも微妙にオバQっぽい、、、;なんか唇が。
そんな中、デンマークの潜水艦部隊の記章はセクシーな人魚でした。さすが人魚姫の国です。
d0090874_23464910.jpg

日本のものはやはり桜マークだったりします。
d0090874_23473676.jpg


そしていよいよ潜水艦内部見学エリアに突入です。
d0090874_23524945.jpg

艦の横に出入り口がつくられ、艦内を通り抜け形式で見学できるようになっています。
d0090874_23483290.jpg

但し、いくら退役した艦とはいえ、機関部は現役艦もつくりがほぼ同じというわけで撮影は禁止(情報だだ漏れですやん;てことになりますし)、撮影できたのはオフィスと生活空間のエリアのみでした。
d0090874_23512571.jpg

潜水艦の任務の一つは偵察。というわけで写真情報を作成するために暗室が標準装備されています。暗室まで徒歩数秒って、カメラマンにはあこがれの世界ですな(@@)
そしてここが艦長室。つまり、潜水艦で一番偉い人の部屋のはずなのですが、、、
d0090874_23593847.jpg

狭っっ、、、;
いくら大きな潜水艦とはいえ、限られた空間ということで生活空間は機能的にそしてコンパクトに作られているというわけですが、そのコンパクトさには感心を通り越して涙を誘われました。
もう自分の寮の部屋(四畳半)を馬鹿にするのは止めようと思いました。
すごいじゃないか四畳半、ビバ四畳半!!

そして最後はお土産です。これまたキッチュな品揃えでした。
d0090874_022621.jpg

Yuuが子供のころは観光地には必ず売られていたペナント。昔これをぐるっとマルになるだけ集めるのが夢でした、、、いまやワシントン条約ものですが。
自衛隊の施設だけになかなかマニアックなお土産もあります。誰が買うんや!?な輪島塗のオルゴール(曲は海ゆかば;)とか。
d0090874_031741.jpg

自衛隊公認してるんか!?な女子自衛官フィギュアとかも売っていたのですがさすがにそれを撮影する勇気はなく(著作権もやばいので、苦笑)。
自衛隊マニアには萌えの局地の空間でしたがまだまだ旅は続くというわけで、ここは一旦脱出となりました。

次に向かうのは大和博物館です。
[PR]
by weekend_u | 2009-07-16 23:27 | go west 2008